昭和53年の瀬戸線1500V昇圧及び栄町乗入れに合わせて登場した6600系が新型車両4000系導入に伴い、
3月3日のさよなら運転をもって現役引退しました。
さよなら運転は2月2日から発売された「セット記念乗車券」同封の応募券にて事前申し込みの上、
抽選で選ばれた200人が乗車し、尾張旭駅~栄町駅~尾張瀬戸駅~尾張旭駅~尾張旭検車区の経路で運行され、
尾張旭検車区到着後、記念撮影会と「吊り革狩り」が行われました。


上段に「団体」「Charter」と表示された大曽根駅2番線行先案内
まず栄町へ向かう6600系を大曽根駅にて撮影しましたが、ホーム尾張瀬戸寄りの先端は同業者が多く、
入れそうな余地がなかった為、入線時に編成全体が入れるポジションにて撮影しました。


大曽根駅に入線する6601F+6604F=9時08分頃
運転停車するかと思いきや、停車もせずにそのまま通過していきました。
続いて、栄町から尾張瀬戸へ向かう6600系を喜多山駅周辺で撮影しました。


喜多山駅へ向かう6601F+6604F=9時37分頃
喜多山駅では数分運転停車しましたが、停車中に4001Fと並びました。
4001Fと並んだ6600系=9時39分頃
踏切から6600系を撮影するファン
そして最後の本線走行を終えて、尾張旭検車区へ入庫する6600系を検車区近くの沿道から撮影しましたが、
偶然にも上り線のすぐ隣の留置線には瀬戸線の最新編成である4013Fが留置されており、引退する車両と
近日中にデビューする車両とのツーショットを撮影しました。

尾張旭検車区内留置中の4013F(写真左)と検車区へ入庫する6600系とのツーショット=10時16分頃
本線離脱まであとわずか・・・
遂に本線上から離脱
前面の団体幕とさよなら運転用装飾


検車区の奥へと入っていく6600系
この後、検車区内にて6601Fと6604Fを切離し、前述の通り、ピット内外での撮影会や「吊り革狩り」が行われました。
ピット内では参加者が撮影中
ツイッターのフォロワーさんの書込みやYoutubeを見ていると、編成分割の模様や分割状態での撮影会という
試運転時以外ではめったに見られない状態での撮影を目の前でされている感じで羨ましい限りでした。
6600系は側面の窓配置やパノラマカーから転用された冷房装置など本線系統の6000系とは一味違う雰囲気を出した
単独路線である瀬戸線らしさが染み出ている車両ですね。
6600系去りし後、瀬戸線の赤電は6000系4編成残りますが、それも4000系増備により次々と去っていく事になります。
瀬戸線の6000系は本線系統と若干雰囲気が異なる部分もあるので、また瀬戸線の赤電フィナーレ時には
また賑わう事間違いなりかもしれないです。
34年間、本当にお疲れ様でした。
【記事作成:2013.3.5】
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